科目名 □データベース
担当教員   成 凱     
対象学年   3年   クラス   [252]  
講義室   12109教室   開講学期   前期  
曜日・時限   金3   単位区分   必,選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

データベースは、情報管理の基盤技術として、様々な情報システムを構築するうえに欠かすことができない。データベースを利用することによって、大量のデータを多数のユーザの共有資源として安全かつ効率よく利用できる。本講義では、リレーショナルデータベースを中心に、データベースの原理と使い方を学習する。まず、データベースシステムの構成、データベース管理システム、データモデリング等、データベースの基本的事項を説明する。そのうえ、データベースを扱うための国際的な標準言語SQLについて詳しく解説し、データベースの使い方を学ぶ。最後に具体的な業務内容に応じて適切なデーベースを構築するために、データベーススキーマ設計の理論と方法を学ぶ。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 データベースの基本概念
データベースによるデータ管理、データベース管理システムの構成
2 データモデリング
データモデル、代表的データモデル
3 リレーショナルデータモデル
リレーショナルデータモデルのデータ構造、整合性制約
4 リレーショナル代数(1)
集合演算(和、差、直積)、射影、選択
5 リレーショナル代数(2)
結合、商、リレーショナル代数式
6 標準データベース言語SQL(1)
データ定義、データ更新、データ問合せ
7 標準データベース言語SQL(2)
集合関数、グループ表、副問合せ
8 標準データベース言語SQL(3)
複雑な問合せ、ヒュー表、複雑なデータ更新操作
9 標準データベース言語SQL演習
SQLによるデータベース操作
10 データベース設計(1)
実体関連モデル、実体関連図
11 データベース設計(2)
関数従属性、スキーマ分解、第二正規形、第三正規形

12 データベース設計(3)
関数従属性、スキーマ分解、第二正規形、第三正規形

13 データベース設計演習
与えられた業務内容に従って適切なデータベーススキーマを設計する

14 まとめと補足
これまでのまとめ、不充分な部分の補足
 

学習・教育目標/Class Target 1.データベースシステムの構成、データモデリングの基本概念について理解できる。
2.標準データベース言語SQLを使ってデータベースの構築と操作ができる。
3.データベース設計の理論と方法を理解し簡単なデータベース設計ができる。  
評価基準/GradingCriteria 秀:1?3を満たし、総合評価で90点以上。/優:1?3を満たし、総合評価で80点以上。/良:1、2を満たし、総合評価で70点以上。/可:1を満たし、総合評価で60点以上。  
評価方法/GradingMethod 学習・教育目標1:1〜5回の小テストに合格する。レポートを全て提出する。/学習・教育目標2:第6?8回の小テストに合格する。  /学習・教育目標3:第10〜12回の小テストに合格する。  /総合評価: 小テスト (20%)、 レポート(20%)、 定期試験(60%)  
受講上の注意/Class Rules 1.復習と予習をしておくこと。  2.パソコンを持参すること。  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class 離散数学、データ構造とアルゴリズム  
教科書/Text
著者名 北川博之  
著書名 データベースシステム  
出版社名 昭晃堂  
ISBNコード 4785620463  
指定図書/Assigned Books
著者名  
著書名  
出版社名  
ISBNコード  
参考文献/Bibliography
著者名 石川博  
著書名 データベース  
>出版社名 森北出版  
ISBNコード 4-6278-1041-9